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輸出管理システムの連携によるリスク改善

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輸出管理システムの連携によるリスク改善

2025.10.15
GRANDIT

活用事例 (3)

  • ユーザー企業情報

    ①業界ジャンル:大手総合商社
    ②会社概要:総合商社として、食料や化学品など多岐にわたる事業を国内外で展開されております。

  • 課題

    ・支払計上の遅れによる、受注別損益把握の課題
    受注から納品までに仕入れ先への支払いと運搬業者への支払いが発生し、それぞれを商品ごとに紐づける必要がある中、支払い完了後に紐づけを行っていらっしゃいました。
    そのため、計上のタイミングが揃わず、注文ごとの損益把握に遅れが生じ、予算策定にも時間を要されていたことに課題を感じておられました。

    ・システム連携不足による輸出契約リスク
    輸出契約を締結する際、法的審査を行う専用システムと、契約/決済処理を行う基幹システムを併用している中、
    両システムが連携していないため、法的許可が未取得の案件でも処理が進んでしまうようなご状況でした。

  • 解決策

    ・仕入コストの自動紐付け
    迅速かつ正確に実際のコストを算出できるように、仕入れにかかるコストの検出と商品への紐付けを自動化いたしました。

    ・承認連携で決済リスクを防止
    輸出申請や承認がシステム上で完了すると、その情報がリアルタイムでGRANDITに反映される仕組みを構築。
    さらに、未承認による誤決済や不正リスクを防ぐために、承認が下りていない申請については決済処理を進められない仕組み作りを行いました。

  • 導入効果

    ・在庫管理や利益計算の効率化
    実際の仕入コストを迅速かつ正確に算出できるようになったことで、在庫管理や利益計算の精度が大幅に向上。
    これにより、適正な在庫水準の維持や販売計画の最適化が可能となり、過剰在庫や欠品のリスクを低減するとともに、利益管理の効率化にも貢献が可能になりました。

    ・業務フローの大幅効率化
    2つのシステム間でシームレスな連携を実現することで、承認から決済までのタイムラグが解消され、業務オペレーション全体が大幅に効率化されました。
    結果、照合作業や確認作業も削減され、スタッフの方々はより付加価値の高い業務に集中できるような運用を実現されております。

    ・業務の正確性と迅速化の実現
    承認済み情報がリアルタイムで反映されることで、誤操作や承認漏れによるリスクを低減し、業務の正確性が大幅に向上。
    さらに、情報の即時反映により、意思決定のスピードも向上し、現場での対応力や経営判断の迅速化にも繋がっています。


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